ひょうご被害者支援センターは犯罪・犯罪に類する行為などで被害に遭われた方、そのご家族やご遺族に対して支援を行っています。

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三木市から負担金をいただきました。

センター所属 劇団 「チーム SIEN 結(YOU) 」の公演と並行して、他の講師による「命の授業」も各地で実施しています。 1月5日には、伊丹市北中学で、センターの副理事長岩井圭司氏が「大切な人を犯罪でなくすということ」と題し講演。700名を越す生徒たちの前で「大切な人を亡くすということは辛い記憶であるが、亡くなった方、ご遺族、また、まわりの私たちにとってもきちんと残す必要がある」と話し、「遺族への声かけに心遣いを」と伝え、子どもたちに「命の大切さ」「遺族の気持ちへの理解」を呼びかけました。

生徒たちからは、「<大切な人を亡くす>という重さがはじめてわかった気がする」「私たちは怖い事件を忘れようとするが、それはご遺族の想いを踏みにじるようなことなんだと気づいた。生きているものは、そのことを忘れず、<記憶しておくことが大切>と学んだ」「被害者さんにとっては<頑張れ>という言葉が<追いつめる言葉><言ってはいけない言葉>と聴いて驚いた。これからは言葉をかけるときに気をつけたいと思う」「<頑張って>というかわりに<よく話してくれたね><つらかったね>などと声かけできればいいなと思う」などという感想が寄せられました。

また、2月19日には、西宮市立浜脇中学校でセンターのボランティア市橋真奈美氏が「命について考える~人とつながる実感とは~」というテーマで講演。子どもたちに「言葉の重み」「先生や親からの言葉かけで<嫌だと感じた言葉><うれしかった言葉>」「コミュニケーションの大切さ」などについて話し、「人とつながる実感がもてるように、コミュニケーションや人とつながろうとする気持ちを日常で大切にすることが、<命を大切にすること>」と呼びかけました。 子どもたちは、となりの人と話し合ったり、DVDを見たり、歌を聴いたりと変化のある授業にしっかりと取り組んでいました。 引き続き、各所での実施を計画中です。 関心のある方は、どしどし、事務局までお問い合わせください。

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