ひょうご被害者支援センターは犯罪・犯罪に類する行為などで被害に遭われた方、そのご家族やご遺族に対して支援を行っています。

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子どもを性暴力被害から守る よりそい授業

よりそい授業について

1.趣旨及び目的

性暴力は被害を受けた人の心や身体を傷つけるだけでなく、その後の人生にも深刻な影響を及ぼすことから魂の殺人とも言われます。重大な被害にもかかわらず、被害者は誰にも相談できず、一人でその苦しみを抱えてしまうことが少なくありません。
相談電話には, 子どもの性暴力被害の相談や、学校からの問い合わせが数多くあります。
そこで、以下のことを目指しよりそい授業をはじめました。

  1. 性暴力とはどのような犯罪で、被害者にはどのような影響が出るのか正しく知る。
  2. 被害を知った周りの人(家族、学校、友人)は何をすればいいのかを理解する。
  3. 自分が性暴力被害に遭った時、何をすればいいのか理解する。

2.実施対象と内容

生徒向け:「よりそい・生命(いのち)の安全教室」

プログラム
長谷川禎子先生(産婦人科医)のお話(約35分)
ひょうご被害者支援センター相談員の情報提供(約10分)

教職員向け「子どもが性暴力被害にあった時のための研修会」

プログラム
仮想事例に基づく講義とグループワーク(60-90分 調整可)
ひょうご被害者支援センター相談員の情報提供
講師:冨永良喜先生(臨床心理士・公認心理師)

3.実施方法

全校集会等の集合形式・教室での授業形式

4.お問合せ・申込み先

ひょうご被害者支援センター

メール

koho@supporthyogo.org

電 話

078-599-5268

5.開催レポート

2023年度(2023年4月~2024年3月)の活動

よりそい授業

生命(いのち)の安全教室 受講者 参加者数
加古川市立平岡南中学校 全校生 399名
子どもが性暴力被害に遭った時のための研修会 受講者 参加者数
神戸市教育委員会学校教育課「教頭課」 教頭 233名
神戸市教育委員会教育課「校園長会」 校長・園長 222名
神戸市立長尾小学校 教職員 36名
赤穂市立塩屋小学校 教職員 27名
尼崎市立武庫の里小学校 教職員 23名
兵庫県立播磨南高等学校 教職員 24名
加古川市立別府南高等学校 教職員 30名
宝塚市立中山台小学校 教職員 28名
合 計 623名

受講者の感想

「よりそい生命(いのち)の安全教室」

生徒の声
性被害は被害者の心と体をむしばむだけでなく、命をうばってしまうこともあるのだとはじめて知りました。恥ずかしがらず、正しい知識を身につけて今日の話を役立ていかしてゆきたいです。(中学1年生)

「子どもが性暴力被害にあった時のための研修会」

教員の声
今日伺った事例は、いつ、どこの学校で起こってもおかしくないと思いました。いざ起きた時、どんな対応をするかによって、加害児童、被害児童どちらにも、大きな影響があることも改めて確認できました。関係機関との連携等まだまだ学ぶことはたくさんありますが、今日の研修をきっかけにさらなる学校体制の確立に努めたいと思います。(40代教頭)

2023.12.14
尼崎市立武庫の里小学校で教員向けに「子どもが性暴力被害にあった時のための研修会」を開催いたしました。
教職員23名が参加され、仮想事例を通したグループワークでは多くの感想や意見が出て、活発な討議がなされました。

2023.12.21
兵庫県立播磨南高等学校で教職員向けのよりそい授業「子どもが性暴力被害にあった時のための研修会」を実施し、24名の教職員が参加されました。
講師の冨永心理士の話を聞いた参加者から「ストレス度を数字化し客観的に見ることは大切だと思った」との声がよせられました。

2024.2.28
宝塚市立中山台小学校で教職員向けのよりそい授業「子どもが性暴力被害にあった時のための研修会」を開催しました。
仮想事例をもとにグループワークが行われ、参加者からは「関係機関との連携が大切だと思った。」などの声がよせられました。

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